2200億円かけたサンフランシスコの新名所?ひび割れ発見で閉鎖に。
サンフランシスコ市は2200億円の建設費を掛け、先月8月にオープンした建造物を閉鎖しました。
「西のグランド・セントラル」と鳴り物入りでサンフランシスコ市の新名所となるはずだった「セールスフォース・トランジット・タワー」はおよそ十年を掛けて今年8月にオープンしました。
サンフランコ市は年4,500万人の利用者を見込んでいた話題の建築物になるはずでした。
ところが職員が作業中に屋根部分を支える支柱にひび割れを発見し、調査結果を踏まえ、倒壊の危険性があると判断し、閉鎖を決めたとのことです。
「支柱にひびを見つけた。これがどれ位に前から発生して、今後どれ位の大きさに発展するか分からない。安全を配慮して閉鎖を決めた」と職員。
ITのセールス・フォースが25年契約、110億円で命名権を獲得し、サンフランシスコの新名所になるはずだったこの建物。会社のイメージダウンにつながりかねない出来事ですね。