州別ランキング発表!ベストからワーストまで。

US News & World Report が全米の州別ランキングを発表しました。

このランキングは健康保険加盟率、教育浸透度、経済、インフラ整備率、犯罪率、環境、などを基にしたものです。

Washington is the best state in the U.S. (Graphic: David Foster/Yahoo Finance)

総合ランキング1位-ベストの州はワシントン州です。ワシントン州のGDPは約5000億円で全米で突出しています。これは宇宙航空、軍備、防衛に関連した産業があり、これに関連した大規模な雇用も寄与しています。またワシントン州で保険を加盟していない人口の率は8.8%と全米平均13.8%を大きく下回っており、保険の加盟率は非常に高いです。

ワシントン州の人口は富裕層が多く、1世帯あたりの平均年収は約800万円以上と全米平均より100万円以上も高いです。

一方、ワーストの州はルイジアナ州です。ルイジアナ州のGDPはワシントン州の半分以下です。州人口の3割程度しか大学卒の学歴がありません。州人口の肥満度も36%と全米平均よりも高く、州人口の3割は肥満で不健康とのことです。

経済の観点のランキングではコロラド州とユタ州が最も良く、ビジネス環境、雇用数、成長率でも上位でした。一方、ルイジアナ州とウェストバージニア州は下位クラスです。

健康保険の観点ではハワイ州、マサチューセッツ州、コネチカット州が上位にランキングしています。一方でミシシッピー州、アーカーソー州は下位に位置します。

教育の観点ではマサチューセッツ州とニュージャージー州が最上位に位置しています。マサチューセッツ州の場合、州人口の約半分以上は大学卒の資格を持ち、ニュージャージ州の州人口の高校卒業率が9割以上と全米平均84%を上回っています。

北部と南部に差がでているのが数値で読み取れますね。