やはり人種問題か。9歳黒人の子供は潔白だった…。
ニューヨークの集会場で9歳の黒人の子供は泣きながら聴衆に言いました。「僕はあのおばちゃんを許せないよ。でもあのおばちゃんも助けがいるよ」と。
【涙ながらに話すジェレミア君となだめる母親】
事の次第は先週の10月12日金曜日に起こりました
9歳のジェレミア君は母親と一緒にブルックリンのショッピングセンターに買い物に行きました。ジェレミア君はリックサックを背負ったまま店内を回っていたのですが店内は込んでいたのでしょうか、他の買い物客の女性とすれ違ったときにそのリュックサックがその女性の尻あたりに当たったのです。
その女性はおそらくスリにあったと思ったのでしょうか。激怒して警察を呼んだのです。
【激昂して警察を呼ぶ女性。この動画はSNSで拡散される】
警察や警備員がやってくるとジェレミア君が無罪を訴えましたが、女性はジェレミア君の母親と口論をはじめで事態は悪化しました。
このやりとりをスマホで録画している客がいました。なんとそれをfacebookに載せてそれが瞬く間に拡散したのです。
この動画が反響を呼び、地元メディアが大勢取材にきたところ、警察も重い腰を上げて店内の監視カメラの録画画像を確認することになったのです。(早くやれよ!)
【店内の監視カメラの録画画像】
監視カメラの録画画像を確認すると女性の尻にあたっているのはジェレミア君の手ではなく、リックサックであることが判明しました。
女性は後日に謝罪したものの、事の終始はこれで終わりませんでした。この9歳は深く傷ついたのは言うまでもないでしょう。
この出来事は人種問題に結びつけるのは短絡的かもしれません。でも人が持っている先入観が9歳の子供に対しても【暴力】が行われていたかもしれないのです。
それにしてもSNSがなければ事態が急展開することもなかったでしょうね。アメリカの底深い闇を見てしまった気持ちです。